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給湯器の耐用年数・寿命「交換時期って知ってる?」

この記事では給湯器の交換時期について書かせていただきます。
私は東京ガスでマンションに設置されている給湯器一括取替工事の施工管理や、協力企業による取替に関する技術支援の仕事をしてきました。そんな経験を踏まえて、お話したいと思います!
目次

故障する前に給湯器交換のサインを見たら準備を進めましょう

故障してしまってから修理を依頼せずに販売業者に交換を依頼したとすると、見積を出してもらってから急いで注文したとしても、実際に給湯器を交換してもらうまでには一般的には2日くらいはかかってしまいます。

したがって、完全に故障してしまう前に、あらかじめ準備を進めましょう。
以下に給湯器交換のサインをまとめました。
給湯器を使っているときに、以下のような異変に気がついたら、給湯器交換のサインだと思って、故障して使えなくなる前に修理を依頼(相談)するか、早めに給湯器を交換することをおすすめします。

給湯器交換のサイン

・お湯の温度が上がらない
寒くなったことで、お湯にするための能力が不足しています。

・お湯の温度が一定にならない
水量やガス量を制御する部品が正しく動作していません。

・給湯器から水漏れしている
熱交換器は熱伝導率の高い金属で作られていますが、経年によって穴が開くことがあります。
もし少しでも水漏れしていたら、電気系統に影響して全く使えなくなってしまいます。

・音が大きくなってきた、異音がする
排気ガスを排出するファンから経年により異音が発生することがあります。燃焼音が大きい場合は、燃焼バランスが悪くなっています。
いずれ安全装置が作動して使えなくなってしまいます。

・リモコンにエラーコードが表示された
メーカーが独自に定めたエラーコードをリモコンに表示させて、修理出張時の故障診断がしやすいようになっています。
また、給湯器は安全上支障なく使用できる期間として、「設計上の標準使用期間」を定めています。
標準的な使用条件における「設計上の標準使用期間は家庭用で10年」です。
この設計上の標準使用期間を経過、もしくは相当する使用回数を超えると、リモコンにエラーコードが表示されます。
この場合、継続使用できる場合が殆どですが機能停止する機種もありますので、早めにメーカー等による点検をおすすめします。

給湯器が故障したら修理する?

修理は一度で終わらないケースが多い

給湯器が故障してしまった場合、メーカーやガス会社に連絡して修理を依頼することになります。
修理がすぐに完了して使えるようになればいいのですが、いざ修理を依頼しても修理が難しい箇所の場合は、一時的に給湯器が使えないことになります。

また、修理した箇所が直っても、他の箇所が故障してしまうこともあります。
修理を実施して同じ箇所が故障すれば、修理保証(3カ月程度の期間)で再修理してもらえます。
しかし、複雑な制御をしている給湯器内では、他の箇所(部品)がちょっとだけタイミングをずらして故障してしまうケースも少なくありません。
修理したばかりなのに、また壊れた!という方が多いのはこういったケースです。

さらに、給湯器の修理を行うには故障の症状が再現されることが必要です。
修理に伺った際に故障と思われることが再現されず、故障個所を完全に特定できない場合があります。
その場合には部品交換を伴う修理は行わないことがあります。

このように、修理の依頼が難しい給湯器では、使えなくなってお湯が出ない状態になる前に、「古くなって異変を感じたら早めに給湯器を交換する」のが、あとで後悔しない最善の策なのかもしれません。

給湯器は受注生産なので早めのアクションが肝心

給湯器のお取替えを検討する場合は、専門業者や管理会社、またはガスショップやホームセンター等にご相談になると思いますが、給湯器の取替工事には、給水・給湯配管やガス接続工事が必要になるため、ガス給湯器の交換知識・経験の豊富な業者(「ガス機器設置スペシャリスト」の看板を掲げる店など)に頼むことをおすすめします。

この際、国内メーカーが製造する給湯器は、お客さまから注文を受けて、工場に生産指示が飛び、注文生産された給湯器が問屋経由で販売店に配送されていきます
出荷台数の多い機種であれば計画的に生産して出荷待ちになっていた機種をいち早く配送できることもありますが、ガス給湯器は機種が豊富にあるため、メーカーでも全ての機種をストックすることができないのです。

なお、一括で大量に仕入れた給湯器を在庫することで、取替えの依頼があれば即座に対応できると謳っている専門業者もいらっしゃいます。
工場で製造されてから日数が経過した給湯器が必ずしも性能が劣るとは限りませんが、繊細な制御を必要とする給湯器ですから、しっかりと見極め、判断することをおすすめいたします。

マンションの場合は交換の際に注意が必要

マンションなどでは外壁やデザインに合わせて、通常の給湯器とは違う特注色塗装をしている場合があり、そこまで厳しくないマンションであれば通常通りの標準的な色で取替をしても問題ありませんが、美観維持のために、特注色での交換を指定しているマンションも少なからずあります
給湯器がある程度経年してきたら、管理組合や管理会社に指定色がないかなどあらかじめ確認をしておきましょう。
特注色の塗装が必要な場合は、塗装を含めてメーカーに生産を依頼することになりますので、納期に1ヵ月程度かかる場合が一般的です。
こういった交換に時間がかかるケースの場合は、異変を感じたら早めに検討をし始めることが大事です。

給湯器の種類

住宅用の給湯器は主にガス式と電気式のものがあります。

ガス式

ガス式の多くは「瞬間式」です。

室内の給湯栓を開けると給湯器に水が流れて、その圧力を検知することでガス弁が開き、バーナーが点火されることで熱交換器を通る水を熱してお湯になる仕組みです。
瞬間式ガス給湯器は、小型・軽量な給湯設備として、住宅形態に合わせて屋内設置タイプ(壁掛型・浴室据置型など)、屋外設置タイプ(壁掛型・据置型・パイプシャフト型など)、追いだき機能や暖房機能が付いたもの等、豊富なバリエーションがあり、幅広く普及しています。
スミレナで取り扱っている給湯器の一例

電気式

電気式のほとんどは「貯湯式」です。

電気を熱源にして瞬間でお湯を沸かすためには多くの電気が必要になります。
一定の電力量で長い時間かけてお湯を沸かし、それを貯湯タンクに貯めておく仕組みです。
この貯湯タンクのお湯がなくなると湯切れを起こしてしまうため、貯湯タンクは大きなものが必要になり、大きな貯湯タンクとヒートポンプユニットの設置スペースが必要になるため、設置スペースに余裕のある住宅に採用されています。

なぜ冬場に増える?「給湯器交換」

秋から冬になると交換時期を迎えることが多くなる給湯器なのですが、以下のグラフは主要ガス機器メーカーにおける給湯器の月別販売数を率にして表したものです。

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このように9月になると販売台数が増え、12月をピークにして冬の間は販売比率が高くなることが分かります。

では、何故給湯器は寒くなると取替が増えるのでしょうか。
ガス給湯器の多くが瞬間式という給湯栓を開けると火がつき、熱交換器で水を温める仕組みなのですが、これを瞬間的・断続的に行い、設定した温度にいち早く到達させて安定した湯温・湯量に制御するため、ガスの流量や水量をきめ細かく制御する必要があります。
以前の給湯器では水量が変化すると途中でお湯がぬるくなったり熱くなったりしていましたが、近年の給湯器はガス量の制御だけでなく、給湯器に流入する水の量も制御するため一定の湯量・湯温になる仕組みになっています。
ガス機器メーカーはこんなに便利になった給湯器を長く快適に使えるように商品開発を行っていますが、経年と環境の変化をきっかけに故障してしまうのです。

では、給湯器にとって夏と冬ではどんな環境の変化があるのかご存知でしょうか。

ひとつ目の変化は「気温と水温の低下」

冬になり気温が下がるにつれて、当然水道の水温も低下します。
低い水温の水を温めてお湯にするため、冬は給湯器の負荷が大きくなり、故障の原因となります。

picture_pc_02.png

ふたつ目の変化は夏と冬での「入浴スタイルの変化」

夏はシャワーしか使わなかったご家庭も、冬になると浴槽にお湯を貯めて湯舟に浸かって温まることが増えます。
また、冬の冷え切った浴室を温めるために床や壁にシャワーでお湯をかけたり、浴槽のお湯を洗い場に流す方もいらっしゃると思います。
このように夏には行っていなかった
入浴スタイルの変化が、冬の給湯器には負荷になり、故障の原因になるのです。

まとめ

Point1 古くなって異変を感じたら早めに給湯器を交換するのが後悔しない最善の策です。

Point2 給湯器は基本的に受注生産となります。

Point3 給湯器交換のサインやタイミングとなるような、異変を定期的にチェック。異変があったら、早めに取替を検討しましょう。

Point4 給湯器にはガス式と電気式があります。ガス式の多くは瞬間式で、電気式のほとんどは「貯湯式」です。

Point5 瞬間式のガス式給湯器は、冬場の交換が多くなります。その原因は水温・気温の変化や入浴習慣の変化により、負荷がかかるからです。

最後に:3つの安心のスミレナで

給湯器のお取替えをご検討いただく場合、スミレナではLINEによるご相談を承っております。
お客さまからのご相談に対しては、スミレナスタッフが対応させていただいております。
その際、お客さまの給湯器の状況を写真で送信していただければ、私たちの経験をフル投入して、ほとんどの場合で現場調査なしでお見積の提示が可能です。
現場調査がないので、その日のうちに見積提示~ご注文、その後は最短での取替え日程の調整が可能です。
工事はメーカー指定の工事店にてシッカリ・キッチリ、丁寧に仕上げます。
また、スミレナで設置し給湯器には10年間の長期保証がついてきます。
長期保証期間中に調子が悪くなった場合、メーカー指定の作業員が修理にお伺いし、修理代は一切かかりません。

1つ、東京ガスグループで安心のスミレナ、
2つ、長期保証がついてもっと安心のスミレナ、
3つ、メーカー指定の工事店による工事だからもっともっと安心のスミレナ、

この際にぜひ、「3つの安心のスミレナ」でお取替えをご検討されてみては如何でしょうか。
ご相談をお待ちしております。


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ライター情報

株式会社スミレナ マーケティング部 編集チーム