ビルトイン食洗機とは?人気のおすすめ食洗機7選
システムキッチンに組み込めるため、据え置きタイプよりもキッチン全体がすっきりとした印象になります。
どんな特徴があり、選ぶときにはどういったポイントを押さえたらいいのでしょうか。
今回は、ビルトイン食洗機の特徴や選び方をご紹介します。
おすすめのビルトイン食洗機もピックアップしているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ビルトイン食洗機とは
食洗機はシンクの下に備え付けられる「ビルトインタイプ」と、キッチン周りに置く「据え置きタイプ」の2種類に分けられます。
ビルトイン食洗機とはどういったものなのか、据え置きタイプと比較しながら見ていきましょう。
項目 |
ビルトイン型 |
据え置き型 |
---|---|---|
お住まいのタイプ |
分譲・一軒家 |
賃貸 |
利用する家族人数 |
4人~6人用など |
1人~5人用など |
洗い方 |
まとめて洗う |
こまめに洗う |
目安の費用 |
約10~20万円(国内メーカー) |
約3~7万円 |
1人暮らし用からファミリー用まである据え置きタイプに比べ、ビルトインタイプは4人用サイズから販売されています。
そのため、 一緒に暮らしている人数が多い、戸建てや分譲マンションにお住まいの方におすすめです。
容量が大きいビルトインタイプの場合、食器を一度にまとめて洗えますが、据え置き型の場合、サイズが小さいものだと何回かに分けて洗う必要があります。
一緒に暮らしている人数が2~3人かつ、賃貸やアパートにお住まいの方は据え置きタイプが向いています。
このほか、ビルトインタイプは据え置きタイプよりも静音性に優れていたり、キッチンがすっきりとした印象にできたりといったメリットがあります。
デメリットとしては、費用が高いことが挙げられます。
上記の本体価格に加えて設置工事費用が必要になるので、約10万~20万円が相場です。
食洗機の比較ポイント
サイズや機能性などさまざまな種類がある食洗機ですが、どういったポイントを比較したらいいでしょうか。
押さえておきたいポイントは以下の3つになります。
- ドアの開き方(スライドオープンorフロントオープン)
- 食洗機の設置方法
- (取り換えの場合)型番などを調べる
1つ目は食洗機のドアの開き方。
ビルトインタイプでは、扉を手前に引くとカゴごと食洗機を引き出せるスライドオープンと、前面にカゴを引き出すフロントオープンがあります。
国内のメーカーではスライドオープンタイプが主流で、フロントオープンタイプは海外メーカーで多く見受けられます。国内メーカーでフロントオープンに対応しているのは、リンナイのみです。(2021年8月現在)
また、同じビルトインタイプの食洗機でも、キャビネットの一部として組み込まれるタイプと、システムキッチンのシンク下に組み込めるタイプの2つがあります。
後者のタイプでは後付けが可能ですので、お使いのキッチンに組み込めるか相談してみるといいでしょう。
現在設置されているビルトインタイプの食洗機を取り換える場合は、型番をチェックしておきましょう。
型番がわかると、取り換えられる機種の候補を調べられます。
食洗機の選び方について、こちらのページでも詳しく解説しています。
購入を検討されている方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
おすすめのビルトイン食洗機7選
では実際にどういったビルトイン食洗機があるのか見ていきましょう。
ここでは、当社で取り扱いのあるビルトイン食洗機を7つご紹介します。
それぞれの特徴・性能を確認して、お気に入りのアイテムを見つけてみてくださいね。
リンナイ 深型スライドオープン(ハイグレード、ぎっしりカゴ)
こちらは、ハイグレードの深型スライドオープンタイプの食洗機です。
一度に多くの食器を洗える「ぎっしりカゴ」を搭載しています。
内部にあるラックのツメの配置に工夫があり、食器を隅々まで収納できる仕組みになっています。
洗うものに合わせて、カゴの形状をさまざまなパターンに変えられるフリーラックもあるので、食器以外もまとめて洗いたいときにピッタリです。
また深型のハイグレードタイプの食洗機には、自動で節水ができる機能もあります。
2つのセンサーで、庫内の食器量や排気温度をチェック。
すすぎ回数や乾燥時のヒーターを調整するため、水道代と電気代を抑えることができます。
重曹を使ってやさしく汚れを分解する「重曹コース」も付いているので、環境にもやさしい洗い方ができる食洗機です。
価格 |
総額:237,600円(税込)〜 |
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サイズ |
幅45㎝ |
乾燥機能 |
あり、約120分 |
リンナイ 浅型スライドオープン(ハイグレード)
こちらはハイグレードの浅型スライドオープンタイプの食洗機になります。
内部のラックはサークル状になっており、用途に合わせて折りたたむことができます。
上カゴを外さずに、下カゴの奥に食器をセットできるので便利です。
カビ菌やニオイを抑えるプラズマクラスターの機能も内蔵。
食器の乾燥時に取り込まれる外気をプラズマクラスターイオンによって浄化させ、カビ菌の分解・除去のほか、増殖も抑えます。
このほか、手洗いした食器も清潔に保てる「クリーンキープコース」や、菌まで洗い流せる除菌スチーム洗浄機能も付いています。
価格 |
総額:213,600円(税込)〜 |
---|---|
サイズ |
幅45㎝ |
乾燥機能 |
あり、約120分 |
リンナイ フロントオープン
こちらは国内メーカー唯一のフロントオープンタイプの食洗機です。(2021年8月現在)
フロントオープンタイプになるので、容量が大きいところがポイント。
スライドオープンタイプと同じ45㎝でも、約8人分(56点)の食器を一度に洗えます。
お子様が多いご家庭や二世帯で暮らしている方にもおすすめの食洗機です。
上カゴは手前いっぱいまで引き出すことができ、下カゴには大皿や丼、フライパンなど調理器具も収納できます。
どちらもスライド式のため出し入れも簡単です。
上下に2つの洗浄ノズルがあり、それぞれ回転するため、コップの底やお皿のふちまできれいに洗い流せます。
価格 |
総額:229,200円(税込)〜 |
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サイズ |
幅45㎝ |
乾燥機能 |
あり、約120分 |
リンナイ 深型スライドオープン(ハイグレード、おかってカゴ)
こちらの深型スライドオープンタイプの食洗機は、いろんな食器を入れやすい「おかってカゴ」を搭載。
おかってカゴは、下カゴに可動式レールと広めのピッチのピンが付いているので、形や大きさの違う食器もまとめてセットできます。
ぎっしりカゴタイプと同様に、フリーラックも備え付けられているため、鍋やボウル、フライパンといった調理器具も一緒に洗えます。
また、ビルトイン食洗機で気になりやすい音を抑える「サイレントコース」を搭載。
運転音は36dBと、図書館の中と同じくらいの静かなので、夜でも安心して使えます。
サイレントコースは深型のハイグレードタイプに組み込まれている機能になります。
価格 |
総額:237,600円(税込)〜 |
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サイズ |
幅45㎝ |
乾燥機能 |
あり、約120分 |
リンナイ 深型スライドオープン(スタンダード、ぎっしりカゴ)
こちらはぎっしりカゴを搭載したスタンダードなタイプの食洗機で、銀イオンによる除菌機能が付いています。
洗浄から高温水すすぎの行程で銀イオンが溶けだします。
抗菌作用のある水が庫内に拡散されるため、食器・庫内全体に抗菌コートを生成。
菌が繁殖するのを抑えられるため、食洗器内を清潔に保てます。
ハイグレードタイプと比較すると機能性がやや劣りますが、基本的な機能があれば問題ない方におすすめです。
同じ種類の食器を何枚も使っている方に向いています。
価格 |
総額:222,000円(税込)〜 |
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サイズ |
幅45㎝ |
乾燥機能 |
あり、約140分 |
リンナイ 深型スライドオープン(スタンダード、おかってカゴ)
こちらは「おかってカゴ」を搭載したスタンダードタイプの食洗機です。
銀イオンによる除菌機能のほか、隅々まで均等に洗浄できるタワーウォッシャーが付いています。
上下に伸びる中央のタワーノズルは、7か所から水平方向に高圧シャワーを噴射。
そして下部のノズルには9か所の穴があり、360度回転しながら高圧シャワーを噴射します。
この2種類のノズルによって、重なった食器の間や庫内の端の食器まで立体的な洗浄が可能です。
汚れたフライパンやボウルといった調理器具もしっかり洗い流します。
価格 |
総額:222,000円(税込)〜 |
---|---|
サイズ |
幅45㎝ |
乾燥機能 |
あり、約140分 |
リンナイ 浅型スライドオープン(スタンダード)
こちらの浅型スライドオープンタイプは、標準的な容量・機能を兼ね備えた食洗機です。
深型よりも容量が少ないため、価格も最も安くなっています。
リンナイのスタンダードタイプには、銀イオンによる除菌機能やタワーウォッシャーに加え、「ソフト排気」という機能も付いています。
稼働時に発生する内部の空気を、温度を約40℃まで下げてから排気。
キッチン周辺の温度が高くなりすぎる心配がないため、小さなお子様がいるご家庭でも安心して使用できます。
一人暮らしや夫婦2人で暮らしている方など、洗う食器が少ないご家庭におすすめです。
価格 |
総額:198,000円(税込)〜 |
---|---|
サイズ |
幅45㎝ |
乾燥機能 |
あり、約140分 |
ビルトイン食洗機のよくある質問
ビルトイン食洗機は価格に幅がありますが、安い買い物ではありませんから、購入するなら失敗したくないものです。
ここでは、ビルトイン食洗機に関するよくある質問をまとめました。
購入前の不安を払拭しておきましょう。
後付けできる?
現在お使いのシステムキッチンに、ビルトイン食洗機を後付けすることは可能です。
後付けにあたって、「キッチンのタイプ」と「後付けできるスペース(横幅・高さ・奥行き)」の2点に注意しましょう。
まず後付けする場合、ご自宅のキッチンがシステムキッチンである必要があります。
システムキッチンでも収納スペースの関係で後付けできないケースもありますが、多くのシステムキッチンで後付けリフォームが可能です。
また食洗機を取り付けるには、一定のスペースが必要になります。
メーカーによって規格サイズが異なりますので、購入予定の食洗機とキッチンのサイズを必ず確認しておきましょう。
ビルトイン食洗機を後付けする際の費用は、10万~20万円前後(工事費込み)。
既存の食洗機と交換する場合でも約8~15万円かかります。
シンク下の配管工事や、コンセント増設、食洗機周囲の収納を交換するとなると、別途で費用が発生する可能性があります。
リフォーム会社に予算内での対応が可能かどうか、確認しておくと安心です。
自分で設置できる?
ビルトインの食洗機をDIYで設置するという方もいるようですが、 設置に複雑な作業を必要とするため、自分での設置はおすすめできません。また、スミレナでは、商品のみの販売は行なっておりません。
工事に関するお悩みは「無料相談」までお気軽にお問い合わせください。
寿命はどれくらい?
ビルトイン食洗機の寿命は、「設計上の標準使用期間」として表記されていることが多く、一般的に約10年といわれています。
卓上タイプの食洗機は約7年とされており、ビルトインタイプのほうが寿命は長いです。
この設計上の標準使用期間は、取扱説明書に書かれている普通の使い方をした場合、問題なく使用できる期間を指します。
使い方によっては、10年よりも短い期間で故障してしまう可能性もあるため、注意しましょう。
食洗機を長持ちさせるためには、食洗機の負担を減らすことが大切です。
油汚れがひどい場合は先に拭き取ったり、予洗いをしたりしましょう。
食洗機本体を清潔に保てるよう、庫内の水分を拭き取り乾燥させ、定期的に掃除するのもおすすめです。
サイズの目安は?
ビルトイン食洗機の主なサイズは、幅が45cmと60cmの2種類になります。
海外メーカーも基本は国内メーカーと同じサイズ(幅)になりますが、容量が国内メーカーよりも大きいです。
サイズ
|
国内メーカー |
海外メーカー |
---|---|---|
45㎝ |
約6人分 |
7~9人分 |
60㎝ |
約7人分 |
10~12人分 |
一人暮らしや2~3人で暮らしている方であれば、45cmタイプでも問題ないかもしれませんが、大型の調理器具やキッチン用品をたくさん使う場合は、容量が足りないかもしれません。
一緒に暮らしている人数はもちろん、使う調理器具の数や大きさも踏まえて、食洗機のサイズを選ぶようにしましょう。
分割払いでビルトイン食洗機を導入しよう
今回はビルトイン食洗機についてご紹介しました。
小型のタイプや乾燥機能が優れているものなど、さまざまな種類がありますが、費用を抑えて高機能な食洗機が使えたら嬉しいですよね。
スミレナでは、初期費用なし・分割手数料0円での分割払いでビルトイン食洗機をお使いただけます。
月額料金には長期間のアフターサポートも含まれているので安心。
ビルトイン食洗機の導入を検討している方は、ぜひチェックしてみてください。
スミレナではスタッフによるメールやLINEでのご相談を承っております。
その際、お客さまの食洗機の状況を写真で送信していただければ、スムーズな現場調査とお見積の提示が可能になります。
現場調査後は原則1週間以内に見積を提示し、ご注文後は最短での取替え日程を調整いたします。
工事はメーカー指定の工事店にてシッカリ・キッチリ、丁寧に仕上げます。
また、スミレナで設置した食洗機には10年間の長期保証がついてきます。
長期保証期間中に調子が悪くなった場合、メーカー指定の作業員が修理にお伺いし、修理代は一切かかりません。
1つ、東京ガスグループで安心のスミレナ、
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